アールズ王国の姫で、トトリの押し掛け弟子。
性格は明るく前向きで、考えるより先に行動しがち。
都会のアーランドに憧れているが、自国を豊かにしたいという気持ちもあり、錬金術で開拓事業に乗り出す。
母親捜しの旅を経て、一流の錬金術士へと成長した前作の主人公。アーランドではそれなりに名の知れた存在になっている。
当初、発展事業の一環としてロロナがアールズに行く予定だったが、急きょ代理として派遣されることになった。
相変わらず、悪気の無い厳しいツッコミは健在だが、最近は自分でも気をつけるようにしているらしい。
前々作の主人公にしてトトリの錬金術の先生。
物語の冒頭、アールズを錬金術で発展させるために、ジオに頼まれて派遣されるはずだったが、突然横槍が入りアーランドに留まることになった。
その後アールズを訪れた時には、既にこの姿となっていた。その理由は、未だ明らかにされていない…。
主人公の幼馴染。
メイドと侍女の中間のようなことをしている。
メルルお付きの世話係。幼馴染でもあり無二の親友。
いつも振り回されている分、しっかり者。
アールズ王国に仕える執事。
非常に有能で、ほぼ一人で国政を取仕切り、メルルの家庭教師までやっている。
このため、メルルは今でも頭が上がらず、苦手に感じている。
そんなメルルに対しては過保護の裏返しで、厳しく当たる。
ギルドの冒険者でトトリの親友。
トトリが派遣されて残された後、あとを追うようにやって来る。
冒険者として様々な経験を積み、かなりの腕前に成長している。
性格は、普段は淑女の皮を被るくらいにはなっているが、トトリの話になるとすぐに化けの皮がはがれる。
執事ルーフェスの弟。
普段はお城の門番をしている。
基本的に兄であるルーフェスに対して崇拝にも似た感情を抱いている。兄が何かとメルルを気にかけるため、メルルに対して嫉妬にも似た感情を抱いているが、ルーフェスからメルルの護衛を頼まれていやいやながらも協力することになる。
トトリの幼馴染の青年。
かつては世界一の冒険者を夢見る少年だったが、今では世界一とまでは言えないまでも、立派な冒険者に成長している。
アーランドのギルドの受付嬢でトトリと共にやって来た。
極度の人見知りだったが、仕事柄いくらか成長した。
空想癖はさらにパワーアップしており、どんなに健全な関係でも、彼女にとっては妄想の題材となってしまう。
現アールズ王であり、メルルの過保護な父親。
ジオと古くからの友人で、若い頃には共に冒険をしていた。
国政のほとんどをルーフェスに任せており、自身が公務に就くことも少なくなったが、アールズの国民たちからは未だに根強い人気があり、その人柄が伺える。